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思い出のマーニーと長くつ下のピッピ

やっと読み終わりました。

When Marnie Was There (Essential Modern Classics)When Marnie Was There (Essential Modern Classics)
(2014/05/29)
Joan G. Robinson

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ちょこっと読んではストップしてたから何か月もかかってしまいました。
300ページ足らずの児童文学なので、早い人は1日で読んでしまうのでは?

ところどころ知らない単語があって、調べてみるとイギリス英語(そして古い言葉)だったりします。
私はジブリの映画は観ていないのですが、頭の中で、ひとりの女の子が成長していく様を想像しながら
読めました。
孤独だと思っていた自分は、孤独なんかじゃなかった。
ラスト、温かい気持ちで読み終わることができる作品です。

ジブリつながりで、この本を買いました。

幻の「長くつ下のピッピ」幻の「長くつ下のピッピ」
(2014/10/09)
高畑 勲、宮崎 駿 他

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私が子どものころから憧れているピッピを、宮崎さんたちは30年以上前にアニメ化しようと実にいろんな試みをされていました。
最終的に、ピッピの作者リンドグレーンさんの許可が下りなかったためにアニメ化は実現しなかったのですが、
「アルプスの少女ハイジ」冒頭の空から降りた長いブランコのシーンや
「魔女の宅急便」の街並みは、宮崎さんたちが取材でスウェーデンを訪れた時、「ピッピ」で使おうと温めていたもの
と知り、なんだか泣きそうになりました。

本の中では、何枚ものピッピや、ごたごた荘(ピッピの家)、とりまく人たちの絵コンテがあり、実にいきいきしています。
私にとってのピッピは

長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))長くつ下のピッピ (岩波少年文庫 (014))
(2000/06/16)
アストリッド・リンドグレーン

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これだったんですが、まったく違和感なく、小学生のころ読んだあの本のいろんなシーンを思い出しました。
現在、リンドグレーンさんの子孫の方たちはジブリアニメの大ファンであり、ピッピのアニメ化も望まれたようですが、
タイミングを逸したため、叶えられないようです。
そのかわり、宮崎駿さんの息子、宮崎吾朗さんが「山賊
NHKアニメ・ガイド 山賊の娘ローニャ 前編―かみなりの夜の子 (教養・文化シリーズ)NHKアニメ・ガイド 山賊の娘ローニャ 前編―かみなりの夜の子 (教養・文化シリーズ)
(2014/10/27)
NHK出版、 他

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のむすめローニャ」を制作されています。

あー、つながるつながるー。
そしてつながると言えば、

リンドグレーンさんと同様、自分の作品を映画化されることを拒み続けた女性作家が主人公の映画を観ました。


ウォルト・ディズニーの約束 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]ウォルト・ディズニーの約束 MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]
(2014/08/06)
トム・ハンクス、エマ・トンプソン 他

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「メリーポピンズ」の作者、パメラ・トラバースのお話です。
これ、泣けますよ!!! (次回につづく・・)
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Comment

  • ポリアンナ
  • URL

遅ればせながら本年もよろしくお願いします。

読了おめでとうございます。多忙な中、最後まで投げ出さなかったところはさすがですね。


私はマーニーを読んだことがありません、昔からある作品なので古いイギリス英語なんだろうなと想像はつきます。
ナルニア国のシリーズ『ライオンと魔女』が子どもの頃好きだったのですが、英語で読む勇気はありません(^_^;)

宮崎氏は長くつ下のピッピのアニメ化を考えていたのですか。リンドグレーンさんは長生きされましたよね。その間に映画化が何度か(映画とテレビかな)されたはずですが、それはOKだったということでしょうか。
宮崎アニメは確かに繊細で美しいですが、私は素晴らしい童話をアニメっぽい挿絵で子どもに読ませたくなかったのと同じで、何でもアニメ映画になるのは嫌ですね。たとえ宮崎さんでも。どんなに事前に舞台になったエリアに行って再現したとしても、たとえばハイジですが実際のアルプスの美しさにはかなわない。アニメのハイジは好きでしたけどね。そういう理由でリンドグレーンさんが断ったかどうかわかりませんが、私は他の宮崎アニメと同じような顔になる可能性が高かったわけで(たとえ個性的なピッピでも宮崎アニメってわかるでしょ?)よかったなと個人的に思います。

私が岩波文庫でピッピを見つけたのは子どもが生まれてからで、私が子どもの時は母がセールスマンにでも訪問sれて買わせられたのであろう、このシリーズで読みました。今では見当たらない百科事典のようなハードカバーで
(百科事典も昔は流行りましたね)1巻に複数の作品が入っていて、本文が二段組み。小さい時は大人になった気がしました。母はこのリストにあるすべてを買う余裕はなかったようで何巻も抜けていますが(^_^;)
そしてこのリストの最後に「おちゃめなピッピ」とありますが、うちの実家にあるのは「長くつ下のピッピ」になっていました。今は引っ越したし処分したはずですが、引き取ればよかったです。5歳上の友人の実家に同じシリーズがあったので(うちにないものも含めて)当時は人気のシリーズだったのかもしれません。

「ウォルト・ディズニーの約束」は去年みました。ドラバース夫人の物語が切なかったですね。
彼が最後に彼女を訪れるところを含めてディズニーがどうも・・・(^_^;)NHKの『マッサン』の鴨居さんが商売人、マッサンが職人という大きな違いがあるのと同じですよね。ディズニーはエンターテイナー、夢を売る男、ビジネスマンなのかも。時々私がディズニー映画が嫌だなと思うところです。エマ・トンプソンはさすがの演技でした。

http://ameqlist.com/0ka/kodan/mei_1961.htm

  • marimo
  • URL

長靴下のピッピ、私は本ではなくてTVシリーズだか映画だか、80年代にどこからかダビングしたビデオで何度も見ていました。
 https://www.youtube.com/watch?v=LaFZqhHpbQw ←この冒頭部の主題歌が頭にこびりついてます。
宮崎駿さんとピッピの繋がり、そんなに長い歴史があったのですね…凄い…再び興味が沸いてきました。英語版(Pippi Longstocking)で挑戦してみようかな…e-257
ご紹介されていた本、どれも読んでみたいです!ウォルト・ディズニーの約束も早くレンタルせねば…

  • Ryoko
  • URL

ハイジの背景にそういうバックグラウンドストーリーがあったとは驚きでした。長くつ下のピッピのジブリを通しての映像化は叶わなくてご本人は悔しかったでしょうけど、でも著者の子孫の方達を惚れさせる作品を沢山作ったという事実も凄いなと思います。私個人的にジブリの映画はあまり好きなのがないのですが、国を超えて多くの人達を魅了するジブリ作品は凄いなと思います。

ウォルト・ディズニーとメリーポピンズの作者のお話、予告はよく見たのですが、これって感動モノだったんですね。今度機会があればぜひ見てみたいと思います。オススメありがとうございます。

  • いんこ
  • URL

ぴっぴさんの名前はこちらからきていたんですね。
恥ずかしながら読んだことがないので、図書館か本やさんで見てみよう。

魔女の宅急便は、私と娘のお気に入りで、
たぶん100回以上は視ています。
子どもって好きなものをこれでもか!!て繰り返し見ますよね。。。
セリフもほとんど覚えています。
小学生になったら読める本も増えてくると思うので
一緒に本選びするのが楽しみです。

  • ピッピ
  • URL
Re: タイトルなし

ポリアンナさん、

お久しぶりです。
今年もどうぞよろしくお願いします<(_ _)>

最後のリンク、ありがとうございました!!懐かしすぎて胸いっぱい。
学校図書館で読んだのは最後の「リンドグレーン全集」です。片っ端から読みました。
今になって考えてみると、ピッピみたいな型破りな主人公があの当時いろんな国で人気者になって、たくさんの
子どもたちに読まれてたって、不思議な気もします。ピッピはお行儀も悪いし、大人のいうことも聞かないし、
子どもなのに一人暮らし、・・・模範的な親からのツッコみどころ満載なんですよね。


> 宮崎アニメは確かに繊細で美しいですが、私は素晴らしい童話をアニメっぽい挿絵で子どもに読ませたくなかったのと同じで、何でもアニメ映画になるのは嫌ですね。たとえ宮崎さんでも。

おそらくリンドグレーンさんも「アニメーション」というところで許可されなかったのではないかと
思います。「ウォルト・ディズニーの約束」でもペンギンだけアニメーションにした、というところで
トラバース夫人、キレましたもんね(^_^;) 私も、わが子にはアニメ調の本は読ませたくなかったですね。
想像力がすごーく狭まる感じがして。イメージは人それぞれに膨らませ方が違うし、例えば主人公の服や動きも頭の中でどんどんふくらませられるようになってほしいなぁと思っていました。
今は、ガジェットでなんでもかんでも見ることができるから、うちの子どもらの想像のつばさも退化しまくってると思いますが。

> (百科事典も昔は流行りましたね)1巻に複数の作品が入っていて、本文が二段組み。小さい時は大人になった気がしました。

ポリアンナさんのお母様、何回かに分けて自分の好きなお話がはいっている巻を買ってらしたのでは?
うちにも絵本のシリーズがあったし、夫もポリアンナさんみたいなナントカ全集をそろえてもらってたみたいです。
高い買い物だったと思いますが、昔の親はえらかったよね、と思いました。

「ウォルト・ディズニーの約束」、エマ・トンプソンよかったですよね?ウィキによると、メリル・ストリープが断ったらしいです。
でも、私は今回のキャスティングでよかったなーと思いました。


  • ピッピ
  • URL
Re: タイトルなし

marimoさん、

リンクありがとうございます!
これこれ、この歌を日本版はキャロライン洋子が歌ってたんです。(・・・知ってます?)
NHKで夕方にピッピのドラマがあってたので、marimoさんがみたのはそれかも。
ダビングしたビデオだった・・というのが私との世代差を表しています(爆)

この本によると、宮崎さんのチーム、すごくがんばって取材して絵コンテもたくさん描いて気合入ってたようです。
ピッピのアニメ、今だったら作ろうと思えば作れるはずなのに、作らない・・てところがまたいいなと思います。

ウォルト・ディズニーの約束、インナーチャイルドが癒される作品だと思います。楽しんでください♪

  • ピッピ
  • URL
Re: タイトルなし

Ryokoさん、

> 長くつ下のピッピのジブリを通しての映像化は叶わなくてご本人は悔しかったでしょうけど、でも著者の子孫の方達を惚れさせる作品を沢山作ったという事実も凄いなと思います。

そうですね。「幻の・・」になっててちょっとホッとしてる自分がいるのも確かです。

先日息子と「ベイマックス」を観てきました。そっちのタイトルは「Big Heroes6」だったっけ?
舞台がサンフランシスコと東京がミックスした「サンフランソウキョウ」(笑)なのですが、
あちこちにディズニースタッフの「日本好き」というメッセージがありました。なんなのかな。
日本のアニメに対する敬意でしょうか?

「ウォルト・ディズニーの約束( Saving Mr. Banks)」は、「メリーポピンズ」の映画化と作者の深い心の傷を癒す過程を交互に描いてあって、劇中で作者が「Let's go fly a kite」を嬉しそうに歌うシーンは
涙がこぼれましたよ。


  • ポリアンナ
  • URL

最初はメリルにオファーが行ったんですね。他の映画でもまずビッグネームに行って、断られると次、また次というケースがありますよね。でもエマで良かったですよね。メリルはどんなアクセントでもきっと完璧にやってのけると思いますし、上手な女優さんで会見などを見ても偉ぶったところがなくて好きなのです。でも彼女がやったら違う気がします。そして邦画で言えば「あ、これにも役所広司が出ている」みたいになったでしょうね(笑)
彼女は日本ではこれから公開されるこの映画があるし http://movie.walkerplus.com/mv57016/trailer/
この映画、見たいです。ピッピさんも「ワンス・アポン・ア・タイム」をご覧になっていたらお好きかも。

ピッピの突飛な行動や暮らしぶりと共にピクニックした話があったでしょう?あれで前に書いたことがあるかもしれませんが、知らない食べ物があって「どんな味だろう」って想像の翼を広げたものでした。
ちょっと前にネットで今の若い人たちは留学はもちろん海外そのものに興味がなくなってきていて、たとえばサンドラという名前を聞いて男女の区別がつかないらしいと嘆いていた方がいました。日本を愛して知ることは大事だし、私なんか日本のこと知らないなあ~と恥ずかしいのですが、映画や音楽や本で外国の地名や人名、食文化や物の名前を覚えたりしませんでしたか?別にそれだから人生が変わるわけでもないのですが、子どもの時に童話や映画で自然と見聞きすることがなくなっているのであれば残念です。

  • ピッピ
  • URL
Re: タイトルなし

いんこさん、

そうなんです!体が弱くておとなしかった私にとって、強くて型に全然はまってないピッピは憧れでした。

> 魔女の宅急便は、私と娘のお気に入りで、 たぶん100回以上は視ています。

すごーい!!そんなに惚れ込めるって素晴らしいですね!あんな町にいってみたーい!というのが
外国に興味を持つきっかけになるんじゃないかなー。

> 一緒に本選びするのが楽しみです。

いっしょに本を楽しめるって限られたとても贅沢な時間だと思います。楽しんでください♪
リンドグレーンさんの「やかまし村」シリーズも女子に好まれるお話だと思います。おススメです。

  • ピッピ
  • URL
Re: タイトルなし

ポリアンナさん、

> そして邦画で言えば「あ、これにも役所広司が出ている」みたいになったでしょうね(笑)

これ、すごい適確な例え(笑)!一時期、香川照之さんもこんな感じじゃなかったですか?
映画のリンク、ありがとうございます。映画館の予告で見ました!最近、こういう昔話をもとにドラマ・映画化
って流行ってるんでしょうか?

>「どんな味だろう」って想像の翼を広げたものでした。
> 子どもの時に童話や映画で自然と見聞きすることがなくなっているのであれば残念です。

全く同感です。私も、お話の中の食べ物って強烈に印象に残って、例えばリンドグレーンさんの作品だと、
「ショウガ入りクッキー」に「???」と思ってました。今となると、「ジンジャークッキーね」てわかる
んですけどね。あと「豚の血の入ったソーセージ」。
読み聞かせに行って思うんですけど、今の子どもたちって昔話をあんまり知らないんです。高校生も、オーソドックスなやつも知らなかったりするので、残念だなーと思うこと、よくあります。
「まんが日本むかしばなし」とかでもいいから、見せたいなー。

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